Experience, Unlimited

2015年4月、国際文化学部は多文化共生をキーワードに、国際都市・深草に移転・改組し、新たに国際学部を設置します(2014年設置届出予定)。
グローバル化が加速する時代に、どのように世界の人々と多文化共生していくべきなのか。これからの未来を担う学生たちが、今、私たちに必要なことを解き明かしていきます。

多文化共生を考える01 世界で活躍するために必要なこと

インフォグラフィックス

世界で活躍するために必要なこととは?国際文化学部の学生たちが、世界で活躍する実践者の方に取材をおこない、ディスカッションを重ね、インフォグラフィックスを制作。導き出した12のポイントをご紹介します。

インフォグラフィックス

PDFで見る

インフォグラフィックスができるまで

インフォグラフィックスを作成するために、学生たちは4つののミッションに参加してきました。世界で活躍するために必要なことを導きだし、インフォグラフィックスとして形を残す。学生たちのインフォグラフィックス作成の過程をご紹介します。

ヒアリングシート作成

MISSION1 実践者の方に何を聞くべきか?MISSION1 実践者の方に何を聞くべきか?

ヒアリングシート作成

何をどのように聞けば、世界で活躍するために必要なことを導きだせるのか?

「世界で活躍するために必要なこと」というテーマのインフォグラフィックスを作成するための第1回打ち合わせが、2月7日に開催されました。国際文化学部の学生5名が参加し、トークセッションに参加するスポーツを通じて世界で活躍した実践者の方へ、何を取材するべきかという議論が行われました。議論の中で大事なポイントになったのは、技術などの専門的な側面だけでなく、世界で活躍するためには、その国の人々の文化や考え方を理解し、多文化共生していく必要があるという部分でした。2時間ほどの議論を重ね。12のヒアリング項目が決定しました。

決定したヒアリング項目
  1. なぜその競技をはじめたのですか?
  2. 世界を意識しはじめたきっかけはどのタイミングですか?
  3. 海外で言葉が通じないときに、どのように対応していましたか?
  4. 海外の選手や関係者とのコミュニケーションにおけるエピソードを教えてください。また、海外での競技外での過ごし方があれば教えてください。
  5. スポーツを通じて嬉しかった・悔しかった・やりがいを感じたエピソードを教えてください。
  6. 日本で競技することと世界で競技をすることの違いは何ですか?
  7. 海外の選手との切磋琢磨した、あるいは刺激を受けたエピソードを教えてください。
  8. 日本人であることの強みは何だと考えますか?また、日本人は世界の人からどのように見られていると感じましたか?
  9. 海外で活躍している人の共通項は何だと思いますか?
  10. 競技を続けられたモチベーションはどこにありますか?
  11. どの優勝・勝利が一番思い出に残っていますか?
  12. 多文化共生社会の中で、スポーツが持つ価値はどこにあると思いますか?

close

第1回実践者ヒアリング

MISSION2 トレック・ジャパン株式会社 マーケティング統括 野口忍氏 取材MISSION2 トレック・ジャパン株式会社 マーケティング統括 野口忍氏 取材

多文化共生を実践する企業、トレック・ジャパン株式会社に訪問

多文化共生を実践する企業、トレック・ジャパン株式会社に訪問

トレック・ジャパンはトレックUSAの子会社であり、世界25カ国に展開する、まさに多文化共生を実践する企業でした。ヨーロッパやアメリカ・オーストラリア等では、非常に自転車競技が盛んです。その文化を支えるトレックでは、世界の従業員との打ち合わせが日常的であり、英語でコミュニケーションを取ることは、決して特別なことではないのです。トレック・ジャパン株式会社でマーケティング統括を担当されている、マウンテンバイククロスカントリーアジアチャンピオンの野口忍さんに取材を実施しました。

野口忍さん

間違っても間違いを学びに変えるポジティブな思考が必要だと思う。

野口忍さんは、15歳でアメリカ留学を経験されており、19歳の時から自転車競技を開始。自然と戦い自分を追い込んで勝負に勝つ、という部分に魅力を感じ、日本の大会での優勝をきっかけに世界を意識しはじめたそうです。オーストラリアの自転車文化や海外の選手とのコミュニケーションを通じ、日本の自転車競技や文化に不足している部分や、もっと積極的にコミュニケーションをとり、間違っても間違いを学びに変えることの必要性を実感されたそうです。

取材のようす

ポジティブな人にはポジティブな人が集まってくる

野口さんは世界で活躍している人の共通項として、積極性やフロンティア精神・柔軟性などをポイントとして挙げています。それは、海外の選手が持つコミュニケーション能力が、日本人に不足している部分であると感じたからだそうです。日本人が持つ強みである謙虚さや誠実さなどを武器にした上で、日本人も行く時は行くという姿勢を打ち出しながら、得意なことばかりではなく、不得意なことを率先しておこない、物事を常にポジティブに考える。それが、日本人が世界で活躍するために必要なことであると野口さんは語ってくれました。

close

第2回実践者ヒアリング

MISSION3 龍谷大学ラグビー部監督 大内寛文監督 取材MISSION3 龍谷大学ラグビー部監督 大内寛文監督 取材

現龍谷大学ラグビー部監督 大内寛文あさん

元ラグビー部日本代表・現龍谷大学ラグビー部監督の大内寛文様を取材

元ラグビー部日本代表であり、リコーラグビー部でキャプテンも務められた、現龍谷大学ラグビー部監督の大内寛文さんに取材を行いました。大内さんが世界を意識したきっかけは、高校2年生のときに日韓交流大会に参加したときで、試合前の国歌斉唱を聞いて、日本人として世界で試合をすることへの意識が芽生えたということです。また、海外で練習した際に大きな文化の違いを感じたそうです。週に5回練習をして土日に休む日本人と、週に2回程度の練習をし、毎日を自主トレーニングに当てる海外の選手。自己管理という部分での差をはっきりと感じたということです。

龍谷大学ラグビー部監督 大内寛文監督 取材

なぜここに自分がいるのか、目標がぶれないことが大事。

大内さんは、世界で活躍している人の共通項として、バイタリティーがあって活発で自分に自信を持っている人という人物像を挙げています。やはり、コミュニケーション能力の高さが必要と感じたそうですが、それと同時に日本人の何でも受け入れる姿勢は、自分に合わないことを拒絶する海外の選手と比較し、日本人の大きな能力であると感じたそうです。常に目標を持ち、未来に向かって努力をし、自分の可能性に自信を持つ。世界のどの場所にいても自分がそこにいる理由を必ず思い出し、ぶれない目標を持ち続けること。それが、日本人が世界で活躍するために必要なことであると大内さんは語ってくれました。

close

トークセッション見学・ディスカッション

MISSION4 世界で活躍するために必要なことはMISSION4 世界で活躍するために必要なことは

トークセッション見学

スポーツを通じた国際的な出会いと多文化共生

野口忍さんと大内寛文さんが登壇されたトークセッションを見学させていただきました。スポーツを通じた国際的な出会いと多文化共生というテーマで話されたトークセッションでは、チャレンジすることの大切さや積極性を持って自ら道を切り拓くことの重要性・順応性や目的を見失わないことの必要性など、インフォグラフィックス作成への多くのヒントを聞くことができました。最後に今の若者が世界で活躍するための応援メッセージもいただき、とてもポジティブな空気の中、ディスカッションが実施されました。

ディスカッション

誰に何をどのように伝えたいのか?

インフォグラフィックスを作るために必要なことは、情報の整理とビジュアル構成の工夫です。それらを適切に作るためには、誰に(ターゲット)何を(情報)どのように(ビジュアル構成)伝えるのかということを考えなければなりません。学生たちの議論の結果、学生が世界で活躍するために必要で、自分でもできるかも!と思える親しみやすいビジュアルで伝えることが決定されました。今までのMISSIONから導きだされた情報を整理し、必要なことを12に絞り込みました。また、世界で活躍することをイメージさせるために、地球の上で必要なことを得ていき、その結果として世界を鳥のように自由に羽ばたいて行くというビジュアルの構図を決定しました。国際文化学部の学生たちが考えたインフォグラフィックスを、ぜひご覧ください。

close

このページのトップへ戻る